新しい年度が始まりました。相談室も開設して6年目を迎えましたが、5年目を区切りとして3月に「子ども虐待の予防とネットワーク〜親子の支援と対応の手引き〜を出版することができて自分なりに「よかったな」という評価をしています。本の売れ行きも順調だそうで、うれしいことです。今年は原稿を書く必要もなく、余裕ができたので「遊ぶぞ・・・」と思っています。さっそくゴールデンウイークの前に墓参りを兼ねて宮崎・鹿児島に温泉旅行をしてきました。桜島と霧島に行って、若かりし頃を思い出し懐かしみました。櫻島は10数年も噴火しなくなったそうです。以前は冬は大隈半島に、夏は鹿児島市に灰が降り続いていたので鹿児島には住みたくないなと思っていましたが、現在は温泉もあちこちあって、非常に住みやすい街になっています。でも、天文館通は地方都市らしい特徴もなく、若者向けの店ばかりで、薩摩焼などの老舗が見つからなかったのがとても残念でした。
今、旬の宮崎県知事「そのまんま東」本名「東国原秀夫」さんは、私の高校の後輩です。彼も卒業した都城泉が丘高校は春の選抜にも21世紀枠で選ばれ、晴れの1勝をすることができました。しかし、我々卒業生からみれば、これはもう“晴天の霹靂”です。もともと進学校なので勉強がハードで、100年以上の歴史や伝統があって、甲子園に出場することは絶対にないと確信していましたので非常に驚きました。「あっぱれです」・・・。生徒たちもマスコミの取材にも物怖じすることなく、ユーモアあふれる質問を知事にしたりして、昔のような恥ずかしがりやの田舎の生徒というイメージはないのかなと思いました。私自身は、今まで宮崎県とか都城出身ということに多少引け目を感じていましたので、あまり人には教えないようにしてきましたが、知事や高校球児たちの活躍のおかげで、これからは堂々と言えそうな気がします。
残念なことに、宮崎県は本当に地盤沈下している感じで、産業もほとんどなく、商店街もシャッターが閉まっているところが多いのです。知事の「どげんかせんといかん」というキャッチフレーズは本当にそうで、県民みんなでアイディアを出し合って考えないといけないし、実行もしていかないといけないなと実感しました。霧島にも行きましたが、観光客も少なくて閑散としていました。お土産売り場に東南アジア産が並んでいるなんて、買う気はしないでしょう。もっと地のものを作って売って欲しいなと、アイディアも、作り手もない・・・という印象でした。しかし、綾町の町おこしや高千穂、飫肥、日南など、自然がいっぱい残っているので、なんとか宮崎県が活性化するようにしてほしいものです。
それに比べて、鹿児島は活気があって観光客も多く、ずいぶんと違うなと思いました。来年のNHK大河ドラマは「篤姫」だそうで、島津家から徳川に嫁に行った姫の物語です。これによってさらに鹿児島には観光客が集まり、話題になるでしょう。宮崎県もがんばってほしいです。私も東国原知事に会いに行こうかな。